パニック障害は、突然、思いがけない時に、動悸・息切れ・発汗・ふるえ・強い恐怖や不安感などに襲われる症状のことを言います。

この症状を繰り返すうちに、発作に襲われることに対する予期不安や発作が生じることに対する広場恐怖を感じるようになり、毎日の生活に支障をきたすようになってしまいます。

治療が不十分で病気が進行してしまうと「うつの症状」や「うつの状態」になる恐れもありますので注意が必要になってきます。

パニック障害の症状として代表的なものには、以下のものがあります。

パニック発作は、突然何の理由もなく強い恐怖と不安感に襲われ、胸がドキドキする・息がしにくくて苦しい・発汗などの症状があります。

多くの症状の場合は、15分~30分程度で治まりますので、救急車で運ばれても病院に着く頃には、症状も治まっていることが多いようです。検査をしても、お身体には特に悪いところもみつからな

予期発作は、以前の苦しい体験が引き金となり、また同じように「パニック発作が起きたらどうしよう」と言う心配や恐怖感、不安感などから起こることがあります。

広場恐怖はまたあの場所に行ったら起きるかもとか、もし狭い場所で発作が起きたらどうしようと不安や恐怖を感じるようになります。

例えば、電車やバス、エレベーターなどに乗るのが不安になったり、外出しようとすると、胸がドキドキとしてきて息苦しくなったりと色々な症状が現れてきます。

こうなってくると、外に出るのも億劫になったりして、家に閉じこもるようになり、日常生活にも支障をきたす状態なる事もあります。

この症状を放置していると「うつの状態」になることもありますので、注意が必要になってきます。